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児童文学者長崎源之助について

《 来歴・著書 》

1956年
雑誌『日本児童文学』に発表した「チャコベエ」「トコトンヤレ」などで児童文学者協会新人賞受賞。

1967年
『ヒョコタンの山羊』で、日本児童文学者協会賞受賞。

1970年
自宅を開放して児童向けの「豆の木文庫」をはじめる。「豆の木文庫」は2006年82歳まで続く。

1972年
同年設立された横浜市の文庫の連絡会「よこはま文庫の会」会長就任。

1977年
『トンネル山の子どもたち』で2度目の日本児童文学者協会賞受賞。

1980年
『忘れられた島へ』で野間児童文芸賞受賞。

1988年
『ひろしまのエノキ』(童心社)

2008年  
『汽笛』(ポプラ社)

作品は100冊以上に及ぶ。
主要著作を集めた全20巻の『長崎源之助全集』(偕成社)がある。
『むかしむかしゾウがきた』は劇団四季によって1980年初演、2016年まで舞台化されている。

つりばしわたれ』『ひろしまのエノキ』『汽笛』

 

長崎源之助先生は、時代に翻弄されつつも懸命に生きる庶民や生き生きと
遊び回る子どもたちの姿を描き、平和の大切さやいのちの尊さを伝え続けました。
『汽笛』は、作家・長崎源之助の原点ともいえる体験を綴った作品です。
『つりばしわたれ』は、長年小学校国語の教科書に収録され、多くの人に親しまれています。
『ひろしまのエノキ』は、原爆をうけ、生きのこった一本のエノキを守る子どもたちの実話に基づく物語です。

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